事項:マ行
マ行見出

「わたしを見ていて」
マナサ・ライ
(16才 女)
MHEスタート時の主役。シャガの里で学ぶルーキーハンター。大砂漠の南の山岳地帯出身で、年の離れた(マナサは会ったこともない)兄カイラス・ライもハンターである(ちなみに彼女には苗字があり他のキャラにあまりないのは、東域には苗字の制度が珍しいものであるため)。マナサはもともと行商人志望だったが、わけあって今は商隊護衛のハンターを目指している。ライトボウガンを主に、片手剣も多少使う。
マナサは一般のハンターなので、翔蟲の使用・壁走り・ガルクの使役はできない。ハンターになるための〝クソリアルなシミュレート〟は彼女の動向による。
メートランド家
四宝石の調合家のひとつでパールの一流。本家はフラヒヤ山脈南麓の街アウタにある。初代パールはヴェルドの人であったが、寒冷地に研究の拠点を求めた。彼女は竜人の持つ独特な身体感覚に興味を持ち、人の身で再現する法を工夫した。これを流気法というが、身体内を熱感を伴い感得されるので、寒冷地の方が都合が良かったのだとされる。
また調合技術としても、薬剤の調合というよりも医食同源の食養法を求めた。これらの特色から、生物由来のパールの名が贈られたのだという。
しかし、フラヒヤ地方のハンターを生業とする家との婚姻が代々続いたこともあり、メートランドの家はすっかり狩猟側に重心を置くようになってしまった。研究の傾向も一個の業績としてまとめがたいものであり、初代以降ひとりしかパールは出ていない。加えて外見的にも西の方の人の色合いは薄くなり、名もフラヒヤ地方の名を持つのが当たり前になっている。
一方で、メートランドの流気法や食養法は周囲一帯に開かれており、同地域の人は若々しさが保たれる傾向がある。また、実際に寿命も長い。一見他家に比して調合師としては不活発であるメートランドだが、四宝石の師であるヒンメルンの竜女が「パールはそれで良い」としている所以がそこにある。