HUNTER's LOG
MONSTER HUNTER 0

特産交易とガレオスと


砂漠で得られる物資は限られている。ゆえに、各地との交易が必須である。特に、生命線となる耐暑アイテムの素材たる氷結晶の安定した入手経路は重要だ。すなわち雪山ポッケ村との交易が盛んという話になる。雪山編で、ポッケ村と姉妹村のような村が砂漠にある、と書いたが、それがこのバーディヤの村なのだ。

また、その交易に必要となる砂漠の特産物の最たるものとして、ガレオス素材を得るという話になる。この狩(というより半ば漁)に特化し、ガレオスの群れを追って砂漠を移動しているバーディヤの村なのである。この狩に参加して存分に己が役割を果たせるようになると、ここではルーキー卒業ということになるだろう。

砂漠の特産物

ところで、砂漠にあってもゲーム内の上位と下位の並行が必要になる。ガレオスを狩ることによるルーキーの目標のひとつが、砂漠の名銃・デザートストームにあるからだ。MHXXでは、これがどういったわけか上位からの登場なのである(いまひとつこの理由がわからんのだが、通常LV2速射が強力すぎるのか)。ちなみにその影にあってサポート役が好んで用いるゲネポスの軽弩・ショットボウガン【碧】も上位からの登場となる(これまた理由がわからん)。

加えてMH2の砂漠が上位から行けるようになる、また、先のボルボロス(これも上位から)のこともあり、ということで、ルーキーの話ではあるが、上位も並行させたい、という次第。舞台のモデルとしては下位から行ける砂漠がMH1のデデ砂漠(様相は一変しているが)・上位から追加される砂漠がMH2のセクメーア砂漠となる。これはモデル云々というより、そのものとして問題ないので、それぞれその名で呼ぼう。話の背景上、バーディヤの村はデデ砂漠を行き来しているのではあるが、セクメーア砂漠もデデ砂漠と隣接している砂漠なので、そこまで含めて行き来しているとしても問題ない。

広いセクメーア砂漠

さて、それでまずは色々の特産物なのだが、前提として氷結晶は採掘しない、とする。砂漠の各所で氷結晶は得られるのだが、これは砂漠でサバイバルせねばならなくなったときのために、普段は手付け厳禁となっているものとする。それで、交易で得たい筆頭のアイテムは氷結晶ということになる(アオキノコ・ハチミツなどもあれば欲しいが、これを使わぬ狩の手法が発達しているので、そこまでではない)。

対して砂漠から雪山へ送られるアイテムの筆頭は火薬草であった(雪山の弓師の強撃ビンのため)。そこでこれはまず最優先で集めねばならぬ(自分たちのボウガンの運用にも要るものである)。同じポップで熱帯イチゴもあり、こちらがゲーム中では砂漠の特産の代表だが、ここでは涼暑コントロールの重要アイテムとして使われるので、別枠としたい。

あと採集で過剰に得られるものとしては、怪力の種や釣りでカクサンデメキンなどもある。しかし、より定番としたいのは、軽い狩の結果得られる珍味・妙薬の類だ。

砂漠の特産の定番

近年になってその薬効が認められたものとして、アプケロスのキモがある。これは新たな砂漠の富としてぜひとも集めたい。武器防具もなく生肉もとれにくく(そのくせお邪魔虫としては筆頭になる)といった良い所のないアプケロスであったが、ようやく脚光があたったわけだ。

妙薬というのとは違うが、一種の薬効ということでは、地味ながらゲネポスの牙も重要な品目だろう。おそらく砂漠の民はゲネポスを蛇蝎のごとく目の敵にしているものと思われ、見かけたらとりあえず狩る(というか駆逐する)。その麻痺牙は自分たちも重用するものではあるが、産物としても送り出しているものと思う。

珍味としては、あちこちをうろうろしているヤオザミから得られるザザミソが呑み助にはたまらない(上位の「極上ザザミソ」など聞いただけで口にしたくなる一品である)。ハンターの世界には間違いなく呑み助が多いので、この需要は大変に大きいと思われる。

あれは塩湖状の土地か

そしてもう一点。現状ゲーム内では再現できない特産物として「塩」を考えておきたい。デデ砂漠のキャンプから熱暑エリアに出てすぐ左下、そこには水場が干上がったような場所が見えているが、塩湖のようでもある。

塩の重要性など語るまでもないが、その運搬という点に関してはハンターが重要となる要素がある。かつて、日本の塩を運ぶ人たちも、道中の狼に悩まされた。野生動物にとっても塩は喉から手が出るほどに欲しいものなのだ。つまり、塩の商隊はモンスターに襲われる危険が高いのである。

塩そのものをアイテムとして扱うことは現状できないが、これを運搬する商隊の護衛、というのは砂漠のハンターの重要な仕事としてありそうだ。というよりも、ものの貴重さからいえば、その任に着くのは名うてのハンターである、ということになるだろう。ルーキーの目標のひとつとして良いかもしれない。

ガレオスを追う日々

そしてガレオス。バーディヤの者はこれを狩ってなんぼなので、ここが正念場である。上の特産物に並ぶものとしては魚竜のキモがあるが、これに限らずバーディヤのもたらすガレオス素材は各地で求められている、という背景がある。

その理由は、バーディヤのガンナーの技術により、素材として求められる部位が傷つけられることなくガレオスが仕留められるから、という点にあった。ゲーム内においても、プレイヤーはここぞとばかりにエイムの腕を磨かねばならない(もっとも、ゲーム内では素材を得ること=その部位を破壊することなので矛盾はするが)。

ここが晴れの舞台

昔と大きく様変わりして高低差の著しいフィールドとなり、一部プレイヤーからは嫌われてしまったデデ砂漠だが、上のような背景があるとなれば、そこで自在に簡易照準を操ってこその砂漠のガンナーである、となるだろう。むしろ、デデ砂漠エリア2こそが腕を磨き、その腕を披露するための主舞台・晴れの舞台となるはずである。

ちなみにそのボウガンだが、未だルーキーである身としては基本・クロスボウガンを用いる。ポンコツ銃の代名詞のようにいわれるクロスボウガンだが、MHXXではそこそこ強い。いや、結構強い。MHX系からの仕様である武器内蔵弾がツブテ弾なるものなのだが、大雑把にいってLV3通常弾に近い威力(クリティカルは近くなるが)とあってこれが速射できる。すなわち、少し先で手にすることになるLV2通常弾速射銃であるデザートストームの前段としてまことに都合が良い。

武器内蔵弾を強化するスキル・特定射撃強化などを発動させると、その名銃デザートストームにあと一歩くらいの力を発揮する。武器内蔵弾としては弾数も破格に多いので、具体的にはこれだけでドスガレオスが狩れてしまう。強化も簡単なので、ルーキーのうちにLV4あたりを使っていてもおかしくないだろう。加えて、砂漠でやたら採れるカクサンの実だが、これから作られるLV1拡散弾に対応しているのも嬉しい。さらに上位強化を経ると、内蔵弾に榴散弾が加わるのだが、これがまた強力である。まずは十分な武器を手にしているわれらがルーキーなのだ。

ルーキーガンナーの友

一方、連携を旨とする砂漠のガンナーの素養としては、ショットボウガン【碧】を用いて麻痺弾の運用にも通じていなければならない。武器が上位からの登場なので、この舞台は上位となるが、例によってそれはゲーム上のこととして、こちらはルーキーの舞台として並行させる。

一般には大物を拘束する手段として用いられる麻痺弾だが、ここでは普通のガレオス相手にもう使ってしまいたい。上に書いたように、バーディヤのガンナーはガレオスの身体部位を確実に撃ちわけねばならない。その前段として、麻痺させて動きを止め、あまり素材とならない首部分などを狙い撃つのだ。

この双方の技術はそのままドスガレオスを相手にしても磨かれるもの、として良いだろう。すなわち、クロスボウガンを用いた下位のガレオス・ドスガレオス狩りと、ショットボウガン【碧】を用いた上位のガレオス・ドスガレオス狩りの双方に熟達するのがバーディヤのルーキーの日々ということになる。

ドスガレオスそのものは、昔とだいぶん挙動が変わりはしたが、今では砂から出やすくガンナーとしてはより狩りやすい相手になった、ともいえる。一般には体の長い魚竜種には貫通弾だが、ここでは撃ちわけの技術の話から、貫通弾は用いない(そこがバーディヤの価値ということである)。ともあれ、先に述べたように、内蔵のツブテ弾だけでも追い込める相手だ。前稿で述べた暑さサイクルのはじめの5分で勝負は見えるだろう。故に、採集も織り込みたいのならば、ドスガレオスがサブターゲットであるクエストをメインに据えた方が良いかもしれない。

イーオスの居ぬ間に

ちなみに余談だが、なぜかそこだけにいるデデ砂漠エリア3のイーオスは追加も続いてまことに「うざい」。けむり玉を使っての採集なら良いが、そうでないと弾の浪費となる。そこで、ドスガレオスが瀕死でここに逃げ込んできて寝ている間に採集をしてしまおう。イーオスたちはドスガレオスを必死になって威嚇していてこちらを襲ってはこない。

▶︎ 関連記事

概要
MHシリーズの基盤にはどのような構成があるべきか、ここでは「MONSTER HUNTER 0」のタイトルでそれを考えてみたい。

▼ 砂漠の村

砂漠と軽弩と
砂漠にも独自の村の話がある。女傑に率いられるそのバーディヤという村は、ガレオスの狩猟を生業とし、ガレオスの群れを追って暮らしている、所在の定まらぬ村だ。ここでは、そこのハンターの狩の日々も見ておきたい。バーディヤの村のことはすでに十年前にも書いたわけだが、当時から「生業」という側面が強く意識された話であった。

▼ その他

交易とレンジャーと
雪山地域は物資に乏しい。セカンドフィールドを併せ考えてなお、そうだろう。そこで、他地域との交易が重要となってくる。雪山での採集は、その交易を行うための「他地域での需要」を見込んだ活動となる。自分の村の需要という視点とは少し異なるのだ。ここでは砂漠地域との交易を例にそれを見てみたい。