HUNTER's LOG
MONSTER HUNTER 0

激闘リオレイア


ココット村のルーキーハンターは、三年ほど村と直轄の森丘の狩場で基礎を培う。そして、関門とされるモンスターを狩猟してのけたならば、ものになる者として街へ送り出される。イャンクックを狩れればまずまず、リオレイアを狩ってのけたならば期待の新人と見做されるだろう。

ここでは、リオレイアをその目標としよう。後に見るように、リオレイアこそがMHの標準モンスターであり、これを狩猟してのけることはゲームプレイヤーとしての基礎の修了でもある。一方、あの世界のハンターにとっては、いきなり討伐を試みるには強大すぎる相手だ。一歩前には撃退という幕もあるだろう。

撃退

ゲーム内のモンスターは討伐するか捕獲するかだが、実際には村への脅威となるエリアから追い払うことができれば良しとされるものと思う。もとより、食物連鎖の上位にいる強大なモンスターは、人里近くに出る危険を冒す必要がない。彼らにとっても、人間が厄介な存在だというのは知れたことと思われ、面倒なのがいる、と思えば基本去るだろう。

大型モンスターも人間の相手は嫌だろう

また、勝ち負けの目算というだけでなく、そもそも大型モンスターは遭遇したからといって簡単に討伐して良いというものでもない。出現をギルドに報告してから、追って沙汰を待つというのが本来だろう。村に切迫する危険の度合いにもよるだろうが、野良の大型モンスターに対しては、まずは撃退するものと心得たい。

ここでもリオレイア討伐といっても、初対面で討伐を試みるというわけではなく、それまでに幾度か追い払ってはきた、という状態としたい。そのような「撃退」を組み込みたいのだ。現状、ゲーム内のクエストの仕様によるが、サブクリアの条件が討伐対象のモンスターの部位破壊に指定されているものが具合が良いように思う。この度の「村★4 激闘!雌火竜リオレイア」は、リオレイアの頭部と翼の破壊がサブクリアの条件なので、まことに都合が良い。このサブクリアからの帰還を持ってモンスターの撃退に成功したものとしよう。

部位破壊のサブクリアの帰還で撃退とする

晴れの舞台へ

さて、そのような撃退経験もありつつ、いよいよ一人前のハンターへの関門としてリオレイア討伐に挑むわれらがルーキーだが、これはもう普段の狩ではない。特に武器において、いざという相手のために用意しておいた一振りを持ち出すときだろう。ここでは片手剣サーペントバイトを普段使いとする線できたが、そのハンターはもうひとつのランポスの剣、ドスバイトダガーをここ一番で持ち出す、としたい。

LVは3。その強化にはホロロホルルの爪がいるが、これはゲーム上の都合ということで、ここでは森丘で入手できる素材で強化可能、としたい。昔はできなかったドスランポスのとさかの武器への加工を実現した、というのがドスバイトダガーだ。その工夫はココット村の工房の手によるとしたいし、森丘で得られる素材でその真価が発揮されるとしたい。一歩手前はイャンクック素材で強化できるのだから、次の強化はリオレイアの撃退で得る、火竜の翼爪や強靭な竜骨で可能なのだとしたい。そして、そのリオレイアの討伐に挑みたいのだ。

ランポス素材加工技術の精華

陸の女王

リオレイアそのものについても少し述べておきたい。MHの全タイトルに登場するこの陸の女王は、MHの標準(リファレンス)モンスターである。MH 1の開発において最初に生み出されたモンスターであり、リオレイアを基準にさまざまな環境はデザインされた。それは多彩なモンスターが増えた昨今でも変わらぬと見え、MHWの開発においても、やはり指標となったという。

これはプレイヤーとしての実感とも合致する。これだけ武器種が増えると、この系統を本格的に使うのは数年ぶりだ、などということもあるのだが、その武器種で危なげなくリオレイアを狩ることができたならば、基本操作は良し、と思うことができる。逆にいえば、リオレイア相手に妙な被弾があるうちは、その先のモンスターを相手にしようという気にはならない。

リオレイアが本当の「先生」

このことは、リオレイアが完全に攻略されたモンスターであることとも関係する。初期のリオレイアは、陸の女王の名の通りの最強モンスターの一角であった。それが下って初心者の関門程度に落ち着いたのだが、リオレイア自体は大きく弱体化はしていない。その攻撃パターンと弱点が広く周知されてかく相成ったモンスターといえる。その意味でも、プレイヤーの「リオレイアが狩猟できれば」という感覚は確度のあるものといえる。

激闘!雌火竜リオレイア

以上のような背景をもとに、リオレイアに挑もう。当然われらがルーキーにとっては二日に渡る総力戦となるだろうから、沼地に赴きカクサンデメキンを釣ってくるなど、準備は万端にしたい。また、注意したいのは立ち回りだ。リオレイアはその一挙動の終わりに隙があり、そこで頭への攻撃を集中させることにより手早く討伐できるのだが、これはゲーム上のことである。実際には火球を喰らえば一撃で火だるまとなるだろうから、その戦法は命を捨てた特攻というもの。それは狩を生業とするハンターの選ぶところではない。

ここは、大型モンスターに共通する隙である、脚を狙って転倒した際に頭など弱点部位を攻撃するという初心の立ち回りを思い出したい。そしてイャンクックのとき同様に、リオレイアが怒ったら一旦退却して鎮静化を待つ。そのようなペースでいくと、初日の日没(針15)少し前に、サブクリア(撃退とみなされる時点)あたりとなるだろう。

脚を攻撃し、転倒を狙う

そこからは夜ということで、針25まで休息としたい。もっとも狩場のハンターは飯食って寝ているのだから良いが、プレイヤーとしては10分ボーッとしているというのも苦である。そこはフィールドを回って使用した回復薬やキレアジの補給などしていよう。プレイヤーとしてベテランだとリオレイアで回復薬もないだろうが、そこはタル配便など使って調整したら良い。

そうして万全を期して、二日目の終盤戦に向かうのだ。実はサブクリアに加え尻尾を切り飛ばしたあたりで村下位のリオレイアだとほぼほぼ脚を引きずる手前なので、あとはもう本当に最後の剣戟ということになるだろう。なお、このひと狩に関しては、関門となる狩ということで、できる限り最後まで狩りきるつもりで挑むものとしたい。

こうしてルーキー時代の幕は閉じる

かくして、単独リオレイアを狩猟してのけたならば、わが主人公のルーキー時代の幕は閉じる。おそらくは、村の要請として通常相手にせなばならぬ脅威の上限がこの辺りだろう。それ以上はギルド管轄と思われ、リオレイアが狩れるならば、よろず村のことを任せられる一人前のハンターと見做される。

しかし、それはより深い知見を得てくるべし、と村から送り出される第一歩でもある。また、ハンターはそれまでのモンスターとは次元の違う「強大な生命」に触れたことで、それを狩るとはどういうことかと考え始めることにもなると思う。

街に出、より強大なモンスターを狩る日々にはそのようなテーマも増えてくるだろう。しかし、ここではひとまず先よりも横に目をやり、ココット村と森丘以外のルーキーはどのようか、というところも見ておきたい。舞台は雪山とポッケ村に移る。

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概要
MHシリーズの基盤にはどのような構成があるべきか、ここでは「MONSTER HUNTER 0」のタイトルでそれを考えてみたい。

▼ ココット村

森丘とランポスと
それぞれの土地には、そこに良く適応し、旺盛に繁殖するモンスターがいる。これをどう制するかがその土地に村落を営む人々、その村のハンター第一の課題であり、森丘に近いココット村ではランポスがその対象となる。

キレアジと骨武器と
色々なアイテムの解釈というものがアイテムの数だけあるわけだが、特にキレアジのこと。その背びれが非常に硬いので、砥石がわりになるという魚である。

ハレの日と竜の巣あさりと
採集クエストはゲーム内にたくさんあるが、あれしきで済むものとは思われないので、自分でクエストを作ってしまおう。MH0においては、基本クエストとは自分で作るものである。

ガラス素材と護衛任務と
ハンターの重要な任務に、ハンターではない人々が何らかの仕事をしにフィールドに赴くにあたり、その現場と経路の安全を確保する、護衛任務というものがある。ここでは森丘のセカンドフィールドとしての沼地に採掘に赴く人々の護衛任務という仕事を見たい。

骨素材と虫狩と
ゲーム内のクエストの背景を大きく変えてしまう例をあげよう。今回は甲虫の大発生クエストで、その大発生が村にとって重要なものであり、待ち望まれている季節的な一大事なのだという話をしたい。

狩場の時間とイャンクックと
今回のお相手となるのはわれらがイャンクック先生であります。ゲームプレイヤーとしてはもう十年以上狩り続けている相手なので、LV.2 サーペントバイトであっても5分もかからず狩れてしまうのだが、無論あの世界でそういくわけはない。